ロシア公演ツアー報告⑨ : 国際交流会館ホール「ワークショップ&コンサート」
❖「アントレプレヌール支援:邦楽科におけるグローバル・キャリア展開」プロジェクト参加者たちの活動紹介
これまでに上記のプロジェクトに参加した若手邦楽アーティストたちが2グループを構成し、2016年10月末から11月初旬にかけて、ロシア公演ツアーを実施してきました。このツアーでは、両グループが個々にモスクワとサンクト・ペテルブルグをまわり、自主企画公演をふくむ合計12のイベントに出演しました。
(過去の「アントレプレヌール支援:邦楽科におけるグローバル・キャリア展開」の実施報告についてはこちらをご覧ください:2015年度、2014年度)
このページでは、田井藍古さん、杵屋五章さん、野口賀功さんの長唄グループがサンクト・ペテルブルグ国際交流協会ホールで開催したワークショップ&コンサートの模様を紹介します。
❖ イベント概要
日時:10月26日(水)18:30~19:50
場所:国際交流会館ホール(90席)
共催:サンクト・ペテルブルグ国際交流協会、在SPb日本国総領事館
出演:田井藍古さん
杵屋五章さん
野口賀功さん
❖プログラム
1.《鞍馬山》(河竹黙阿弥 作詞 二世杵屋勝三郎 作曲)
三味線:田井藍古
三味線:杵屋五章
唄 :野口賀功
2.《雨の四季》(池田彌三郎 作詞 山田抄太郎 作曲)
三味線:田井藍古
三味線:杵屋五章
唄 :野口賀功
❖実施者の感想
観客との距離が近く、とても温かく興味深げに聞いて下さっているのがよくわかりました。今回のツアーのなかで一番優しく、心温まる演奏会でした。演奏者の自己紹介や質疑応答の時間では直接交流ができました。ロシア語で挨拶したところ、とても反応が良かったのも嬉しかったです。国際交流協会スタッフの方々にとてもよくしていただきました。