東京藝術大学 音楽創造・研究センター     

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ロシア公演ツアー報告② : 箏・三絃・尺八・笛のワークショップ開催

 

これまでに上記のプロジェクトに参加した若手邦楽アーティストたちが2グループを構成し、2016年10月末から11月初旬にかけて、ロシア公演ツアーを実施してきました。このツアーでは、両グループが個々にモスクワとサンクト・ペテルブルグをまわり、自主企画公演をふくむ合計12のイベントに出演しました。これから1件ずつイベントの模様を紹介していきます。
(過去の「アントレプレヌール支援:邦楽科におけるグローバル・キャリア展開」の実施報告についてはこちらをご覧ください:2015年度2014年度

このページではモスクワ音楽院、世界音楽文化センターにて開催させていただきました、箏・三絃・尺八・笛のワークショップの様子を紹介します。2016年10月27日(木)に音楽祭「日本の心」に出演したメンバー4名が、26日(水)と28日(金)の2日間にわたり、それぞれの楽器を解説しました。 ❖ イベント概要 モスクワ音楽院世界音楽文化センターでは、一般人向けの邦楽レッスンが過去20年にわたり開設・継承されてきました。経験者が多く集うこの場所でワークショップを実施するということは、海外における日本伝統音楽の振興と普及をめざす者にとって、高度な技術の伝承活動が行えるまたとない機会といえます。基本的には経験者を対象とするワークショップを想定しておりましたが、適宜、参加者層に沿った対応ができるよう工夫しました。 日時:10月26日(水)、10月28日(金) 場所:モスクワ音楽院 世界音楽文化センター 講師:江原優美香さん(箏)     福田恭子さん(三絃)     井本蝶山さん(尺八)     正田温子さん(笛) ❖観客の様子・反応 各回10名ほどの参加者で、熱心な目的をもっていらっしゃる方が多かったように思います。なかには連日通われた方もいらっしゃいました。経験者の方がほとんどで、学びたいことを積極的に質問し、知識や技術を身に着けたいという熱意を感じました。 ❖実施側の感想 参加者の知りたいという熱心さ・切実さがとても眩しく映りました。その姿勢から、いつでも探求心を忘れずに演奏していくことの大切さも再確認しました。 お互いに片言ではありましたが、英語や日本語で何とかやり取りすることができ、口伝で日本の伝統楽器を教える経験ができました。通訳者を介さず、直接やり取りするとは思っていませんでしたので、本当に得難い機会だったと感謝しております。楽器を通した演奏で意思の疎通が図れるということも知りました。 workshop_20161026_1 4-workshop-20161026
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